親父の道具箱

小学校高学年の頃だったろうか。左官をしていた親父が真新しい木製の道具箱をもって帰ってきた。両手で抱えないと持てないぐらいの大きさで、持ち手はなく、上蓋の一方を斜めに差し込んでから閉じて、差し込んだ方とは逆方向に3センチほどずらすとクッっとはまる仕組みになっていた。 “親父の道具箱” の続きを読む

障害はいつもまとめてやってくる

「天災と親戚は忘れた頃にやってくる」などと申しますが、私のいる業界では、「障害はいつもまとめてやってくる」と密かにささやかれています。システムの一か所がおかしくなると、連鎖的にほかの部分もうまく機能しないってこともありますし、まったく関係ないところで同時多発的に起きることもあります。

ある朝、全く別々のシステムの別々お客さんから、システムの不具合の報告が来て、ばたばたと両方を同時に確認しながら、原因究明をしていると、 “障害はいつもまとめてやってくる” の続きを読む

現場百回はシステム屋のことかもしれない

娘の好きな刑事もののドラマでよく耳にするのが「現場百回」という言葉。
まあ、刑事ものだから現場と言えば犯行現場で、手掛かりや目撃者を見つけるために、100回でも足を運べ、ということなのでしょうが、思えばシステム屋こそ、そうかなと思うことが多々あります。
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WordPressのREST APIを使って2つのサイトに同時に検索をかける仕組み

すごく珍しい依頼がありました。

「Wordpressで、AというサイトとBというサイトがあります。Aを見れる人は、Bは見れません。Bを見れる人はAも見れます。」
ふむふむ、普通にサイト分けて、権限分けにはいろんな方法ありますね。で?
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