サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金IT導入支援事業者になれました

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あるシステムを水平展開することになり、興味を持ってくださったお客さんに見積もりを出したところ、「高い、この値段だったら国の助成金を受けられるかもだから調べてくれる?」と提案をいただいた。こちらはポカン。「ITなんチャラ支援補助金ってのがあるから、それで探してやってみてよ」と指令を残され、あとよろしく、みたいな体で電話を切られた。

そこで、「IT、助成金」というキーワードで探し、ミラサポというサイトに行き着き、「IT導入助成金」というバナーを見つけ中に入ったら、何となく概要はわかってきた。

つまり、AはITツールを売りたい人。Bはそれを導入したい人。Aのツールは高すぎてBはちょっと導入に躊躇してしまう。じゃあ、国が最高100万までBにお金出すから、Aは業者登録して、しっかり仕事し、最後はちゃんと国に報告しろよ、という制度。事業予算100億円。1次募集で余ったら、2次募集ありとのこと。

今まで助成金なんて考えたこともなかった。とにかく申し込まなければ、と進めていくと、やり方がさっぱりわからない。用語も分らない。やっぱり、ここはそういう申請に慣れた会社の来るところなのか。電話で問い合わせても、「コンソーシアムに登録されてますか?」「補助事業者ですか?ITベンダー・サービス事業者ですか?」と尋ねられて、逆にこっちから「自分はいったい何者ですか?」と聞きたい気分。いつから日本語はこんなに難しくなったのだろう?唯一わかったのは全部ネットで申請できるということ。

そこからは、目につくボタンを片っ端からクリックし、登録できるものはどんどん登録していったら、なんだかわからないうちに先週末、「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金IT導入支援事業者」に採用されたとのメールが届いた。う、うれしいが、やっぱり、このメールのタイトルも内容も難しすぎる。

今回のことは本当に勉強になった。自分の無知が恥ずかしい。こういう制度があるのはほんとにありがたい、が、みんなどうやって見つけているのだろうか?プログラミングやDBの勉強会に行って同業者が集まっても話題にもならない。実はみんなこっそり貰ってる?

国のお金をいただくだけあって、申請もやり方がわかりづらいし、結構時間がかかる。「よし!これからもどんどん助成金もらって、がっぽがっぽ稼ぐぞー」という気にはなかなかなれないな。「見つけにくく、申請しづらく」それが狙いなのだろうか?(自分の無知を棚に上げているだけか・・・)